大地の詩 第二章へ
若葉が萌える頃となりました。この度の災害の傷跡は大きく、私どもも様々な影響を受ける日々で、まさに日本人皆で乗り越えなくてはならない問題であることを痛感いたします。体調を崩された方も少なくないとお察しいたしますが、いかがお過ごしでしょうか。 さて、昨年12月に誕生した新しい形のコンサート《大地の詩》は、お陰様でたくさんの温かい励ましのお声をいただき、この度[第二章 〜光と音と〜 ]を行なうこととなりました。 前回は写真展とのコラボレーションをお楽しみいただきましたが、今回はひょうたんランプを採り上げます。ひょうたんランプとは、大小様々な大きさのひょうたんを自ら育て、それに繊細な細工を施し、ランプシェードとした灯です。このひょうたんランプの灯に包まれて音を体験していただく趣向です。(ひょうたんランプ制作:石井裕士、石井ゆか 松戸市在住) 今回演奏いたします林光の作品は、「歌曲という枠を超えて大きなエネルギーをもつ言葉と音の織りなす小宇宙」と申し上げられると思います。殊に最後のステージでお届けする『ソング』と呼ばれる作品は、作曲者自身「玄人であろうが素人であろうが相手を選ばないしたたかなウタ」と称しています。 このコンサートが皆様にとって少しでも明日に向かう元気のもとになることを願い、また、被災された方へ少しでもお力になれることを祈りつつ、メンバー一同、準備を進めております。皆様のご来場を心からお待ち申し上げます。 |
2011年 春 木内朋子 |
プロフィールにかえて | これまでのメッセージ |
HOME |
メールでのお問い合わせ、ご意見などはこちらまで e-mail:kiuchitomoko@h6.dion.ne.jp |